2017年1月23日月曜日

八戸市、(株)まちづくり八戸と本学の3者による連携に基づいて実施されている「花小路整備の調査・計画」の、今年度の成果発表会が1月20日(金)、チーノの産学連携プラザで開催されました。


花小路に関係する中心市街地のみなさん、マスコミのみなさんの前で、学生が発表しました。


花小路は未整備で、通路とするには、排水溝、マンホール、段差などがあり、バリアーフリーや安全性としての課題があることが指摘されました。また、通路が暗いとの指摘もありました。


測量成果についても説明があり、同時に作成された図面なども展示されました。


最後に、花小路の現状を踏まえ、どのような改善の可能性があるかを学生から提案されました。


提案では、通路勾配の改善、スロープと階段の設置、花壇・案内板の設置、明るい照明や壁材、色の提案などが提示されました。スロープなどに、ヒートパイプを使った融雪施設の設置も提案されていました。


発表終了後、会場から意見・感想が述べられました。
また、製作された模型を見ながら、質疑が行われました。



 今年度の活動は、土木建築工学科土木工学コース3年学生6名が、授業科目「土木総合デザイン」の中で「花小路整備の調査・計画」を課題として取り組んだものです。
 今年度の活動成果を受けて、引き続き来年度の3年生が提案を充実させる予定です。

長谷川明 Akira HASEGAWA

八戸工業大学第10代学長。

青森県弘前市出身。教授、工学博士。専門は構造工学、橋梁工学など。

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