2017年7月8日土曜日

7月7日、むつ市関根浜にある、国立研究開発法人海洋研究開発機構
(JAMSTEC) むつ研究所で行われた、「みらい」就航20周年の記念式典に参加してきました。

 「みらい」は世界でも最大級の大型海洋観測船で、北極海から熱帯の海まで幅広く観測することができる船です。

 
船の前半分は、元の原子力船「むつ」を活用し、後ろの半分に大型海洋観測ブイ(トライトンブイ)などの観測機器が整備されています。
 

 下の写真の中央に見える円錐形がトライトンブイです。設置位置は、国際プロジェクトで決められますが、インド洋や西太平洋の赤道付近にも設置され、海洋観測が行われます。



記念式典は、むつ研究所内の観測機材整備場で行われ、JAMSTECの平理事長の開会挨拶では、特に、地球規模の環境変化・気候変化の中で、「みらい」が行っている海洋環境観測の重要性を述べられました。


政界関係者や、文部科学省をはじめとする行政関係者、および産業界の多くが集まった記念式典です。
会場は、天井クレーンが設置され、上の方には観測ブイが保管されている場所で、小さくすると本学の大型構造実験室に似た構造の部屋で、居心地のいい空間でした。



下は、「みらい」の利用計画への提言を述べた、小池勲夫東大名誉教授の最後のPPTシートです。その中で、必要な施策として「大学院生、あるいは学部学生も含めて、多くの若い人材が海洋の現場に行って研究の最先端での経験を積めるような体制の確立」と述べられました。

この学生の中に本学学生が加わっていくことを期待しています。


祝賀会に出席し、「みらい」の20年は、多くの人の努力でつながってきていることを知りました。また、その努力が、ここ八戸に近いむつ市を舞台として展開されてきたことを知りました。

海洋技術者の育成は、海に囲まれ、海を活用できる日本の教育の中で重要な課題です。本学は、JAMSTECと連携して、この海洋技術者の育成に努力を続けます

来年度からは、「海洋土木」と「海洋生態」の副コースがスタートします。
ご期待ください。



長谷川明 Akira HASEGAWA

八戸工業大学第10代学長。

青森県弘前市出身。教授、工学博士。専門は構造工学、橋梁工学など。

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