2018年3月12日月曜日

東日本大震災から7年がたちました。

インフラは整備が進んでいるものの、くらしの復興はなかなか難しいとの報告がなされています。みなさんと一緒に、災害に強い安心安全なくらしや産業がすすめられるよう努力していきたいと思います。

八戸市と本学が共催する今年のフォーラムは、昨年沼館に完成した八戸市津波防災センター研修室で行われました。


災害時の避難場所として、日常は防災にかかわる研修の場として、八戸市が整備した施設です。フォーラムの最初の講演で、施設の内容や設置された背景の概要が、八戸市市民防災部防災危機管理課から説明されました。また、JAMSTECから深海での地震津波活動の研究成果が報告されました。


階段に貼っていた掲示です。


想定されている津波高さより浮遊物を考慮して4m高いところに避難場所があります。
屋上には、非常用トイレ、非常用発電機などが整備されています。

本学からは、高橋晋、高瀬慎介、工藤祐嗣先生が、ブランディング事業として取り組んでいる活動概要、津波防災のためのコンピューターシミュレーション、火災科学から見た3.11をそれぞれ講演しました。



市長さんをはじめ、80人を超える市民の方々が集まってくれました。
このフォーラムが、みなさんのお役にたっていれば幸いです。

講師のみなさん、会場を準備頂いたみなさん、ありがとうございました。

長谷川明 Akira HASEGAWA

八戸工業大学第10代学長。

青森県弘前市出身。教授、工学博士。専門は構造工学、橋梁工学など。

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